団体行動ある体験修行

天光寺では、天光寺に集まった者達同志の団体行動の中で学ぶ、体験修行が行われ人としての協調性や譲り合いを学びながらも、率先して行動することも学びます。

早朝には起床して始まる体験修行ですが、就寝も今まで様な堕落した時間経過ではなく、節度を持って速やかな寝入りを行います。

天光寺の地域環境は、近隣に店舗も人家も無く自動販売機も無く、テレビやラジオも新聞も無い環境ですので、思いっきり入り込んだ体験修行が出来ます。

夕刻には天光寺界隈の道路は静けさを増し、人の気配が消えるのは当然で、時々聞こえるのは獣の鳴き声だけです。早朝には日本猿を見ることがあり、自然が満喫できます。

その様な環境で行う体験修業であり連泊で団体行動で、身の処し方を推し量るのです。

体験修行はお経に始まりお経に終わりますが、内容中身には多くの修行があり、写経・写仏・瞑想・お百度参り・滝行・川行・法話・三禮・座禅・食前食後の準備と整理整頓等と、盛り沢山です。

初めは面識もなく別人達ですが、数日も経たない内に同志としての修行者としての、仲間意識が芽生え協調性も育ちます。その様な中で、自分は一人ではなく仲間が居ることを認識させ、成長する体験修行になるのです。