滝に打たれています
滝に打たれています「滝行の感想を頂きました。」
天光寺をテレビで知った、という方も多くいらっしゃいます。
天光寺は修行の一環として滝に打たれる「滝行」を指導しているのですが、
その取材で多くのテレビ局、制作会社の方が訪れるのです。
そうして放送されたテレビ番組で、タレントやスポーツ選手の方が
滝行に勤しんでいるのを見て、自分もやってみたくなった、
そういう方が多いようです。
私も経験しましたが、滝に打たれるというのは、冷たいというより苦しいものです。
ちゃんと水の上に顔を出しているのでに、息ができないのです。
そして頭の上に降りかかる水は、けっこうな衝撃です。
ドラムのように、絶え間なく頭をたたかれているような錯覚を覚えます。
けれども、この行を終えて川から上がって来る人は、
みな一様に爽やかな表情をしています。オーバーかも知れませんが、
大自然と一体になったような感想をお持ちの方が多いのもうなづけます。
滝の衝撃が身体にどんな作用を及ぼすのか、専門的なことは分かりませんが、
体験した人の多くは何かに気づき、何かを得て、何かを捨て去り、
新しい自分に生まれ変わったような気持ちになるようです。
こればかりは言葉をいくら尽くしても、分かっていただくことは難しいでしょう。
そんなことで自分が変わることなどあり得ない、と言う方もいらっしゃるでしょう。
どう思われようと、それは自由。
けれども、真冬の今日も天光寺には老若男女、多くの方が滝に打たれに
いらっしゃいます。
あなたも一度、いかがですか?