天光寺|信徒の会

天光寺の紹介

護摩焚き修行。

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護摩とは、「供物を火に投げ入れて祈願する」という意味のサンスクリット語「ホーマ」を語源とする真言密教の秘法で、人々を高い精神的境地へ導く修法です。
この行では
護摩木を煩悩、火を智慧の表示とし、智慧の火で煩悩の護摩木を焼き尽くし、天に願い事を届けます。

 
天光寺で護摩焚き体験をされる方は、より具体的に祈願することをお持ちの方が多いと言えます。
たとえば受験の合格祈願、勝負事の必勝祈願、家内安全祈願、商売繁昌祈願、病気平癒祈願、恋愛成就祈願など。
 
スポーツ選手がシーズンオフにしている光景が報じられることがあります。
一瞬にしのぎを削る勝負の世界に生きるアスリートは、技術を超えた人間の本質的な部分の重要さを日々実感しているのでしょう。
その方々は、決して運を天に任せようとしているのではありません。
自分の殻を破る、強い精神力を体得するといった自己研鑽のために炎の前で祈るのです。
企業
経営者が「自らに喝を入れる」ために訪れて護摩焚きに参列されるのも同じではないでしょうか。
 
護摩焚きもまた滝行と同じように、まず挨拶の所作や呼吸法などの基本を学んでいただき、それからの体験となります。
安全は確保していますが、炎の熱さを全身に感じますので、着替えをご用意いただく必要があります。